たんぽぽでは、今年5月20日に報道された内視鏡手術の際に使用する「モルセレーター」の輸入禁止問題について、例会などで病院に通院している会員の方から情報を集めています。
以下は、先週の例会で聞き取った情報をから、現状を簡単にまとめてみました。
医師から説明を受けている人もいるようです。
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モルセレーターには、米国製とヨーロッパ製のものが日本に輸入されて使われてきたようです。そのうち、米国製のものは1回限りの使い捨てのため、在庫がなくなりしだい、使えなくなります。
現に、例会や電話相談で、モルセレーターがあと数人分しかないので、腹腔鏡で行いたいなら、早くに決断をせまられているというご相談も受けています。
また、万が一悪性だった場合のリスクについて説明があり、承諾を求める医療機関もあるようです。
一方、ヨーロッパ製のものは使い捨てではなく、メンテナンスをして何回も使えるとのこと。
またモルセレーターが使えなくなっても、例えば腹腔鏡補助下で、腹部を小切開する方法などで腹腔鏡による筋腫の摘出手術は可能だと思われます。 (電話相談・例会スタッフ)